旭山動物園に行って

旭川で武道の大会があり、有名な旭山動物園に初めて行ってきました。
短い時間でしたが素晴らしく感激する時間を過ごしました。
この旭山動物園超人気ですが、昔はお客が来なくてつぶれそうだったこと知っていましたか?
ペンギンが水中を「飛ぶ」のです。
それをトンネル状の水槽の中からも観察できるのです。
さらにトンネルを抜けると、今度はペンギンが水中から陸へと上がる姿が楽しめてしまいました。
旭山動物園では、動物を様々な角度から楽しめるよう、「立体展示」をしていたのです。
ホッキョクグマが水中にダイブする様子を見ることができるのです。
野生のホッキョクグマは、本能的に水面から出てくる物体に反応し、
水に飛び込む習性を持っています。
つまり、ホッキョクグマ側から見てみると、見物しているお客さんが
水面から顔を出しているエサのように見えているのです。
20141018-01.jpg
旭山動物園では見せ物でもショーでもなく、
動物の自然な生態が見られるように「行動展示」をしています。
20141018-02.jpg
お客様に見せるパネルは手書きです。
しかもみんな質問形式のものばかりです。
「ペンギンが早く泳げる理由を知っていますか?」パネルをこまめに用意したり、
職員によるお客様への説明からもその情熱が感じられます。
20141018-03.jpg
お客様の心をしっかり掴み、口コミで広がり、
あっという間に全国に知れ渡ったことは言うまでもない。
さて、整骨院にはこのような工夫はあるのでしょうか?
患者さんの立場で考えるとたくさんの改善点、改良点が頭に浮かびます。
医療という傲慢さがあるのかもしれません。
今一度、患者さん目線で整骨院やクリニックを考えてみたいと思います。
形に残る心使いの必要性を痛感いたしました。
街の店舗や居酒屋さんにもヒントはたくさんあるかもしれません。

出版物紹介

からだの「ゆがみ」を治して健康になろう!

からだの「ゆがみ」を治して健康になろう!

西東社 近藤昌之著

整骨医学が地域を救う
  ―骨と筋のスペシャリストCMCグループの挑戦

アイエヌ通信社 鶴蒔 靖夫著