「行くに小径(こみち)に由(よ)らず」

33年住み慣れた船橋を離れて両国に引っ越しをしました。
事業も生活も人生もほぼ船橋の街で生み出し、船橋で育ち、船橋には感謝しきれないものがあります。事業展開の必要性から3年前に本社を東京に移しました。より時間を大切にする意味からも会社の近くに住まいを探しておりました。
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新しい住まいから会社まで3.4km。今なるべく歩いています。徒歩で40分前後です。歩くに当たりいろいろな道を試しました。少しでも時間を短くする、そんなチャレンジを繰り返してきました。そんな中で二つ気付いたことがあります。
家から会社まで十数か所の信号があります。この待ち時間が大きな問題なのです。運よく青信号に恵まれると、今のところ最短36分で会社まで来ることが出来ます。時間のロスを埋めようと赤信号をわたると、ひどい目にあいます。交通量が多いので非常に危険です。
当然のことながら信号は守らなければなりません。この信号はちょうど企業のコンプライアンスにあたるような気がしてならないのです。時間は少しロスするが安全を確保されるのです。
もう一つは家から会社の方角にジグザグに進む方法です。もちろん赤信号を避けるため、コーナーを迂回していくのです。時間短縮にはしごく当然のことだと思っていました。ところが不思議なことに時間が短縮しないのです。なぜだと思いますか?角を曲がるときにスピードが落ちてしまうのです。かえって効率が悪いのです。
結局、最初に計画した一番最短と思われる太い道を、まっすぐ歩むことが一番の短縮ルートだったのです。なおかつそれが疲れないのです。
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論語にも「行くに小径(こみち)に由(よ)らず」。の言葉がありました。王道と思われるまっすぐ道を歩もうと再確認する今日この頃です。
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出版物紹介

からだの「ゆがみ」を治して健康になろう!

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