勝浦武道合宿
私のライフワークは2つあります。
一番目は言わずと知れた「整骨医学を国民医療にする。」
整骨院を医療のファーストステージにあげて、この副作用のない素晴らしい手技療法で、
多くの国民の皆様の苦痛の除去と安心を提供し、病気にならない身体作りに貢献することです。
もう一つは武道です。
(大東流合気柔術と一刀流剣術)道統を絶やさず、
師匠から受け継いだ素晴らしい日本文化の結晶である武道を後世に普及伝播させることです。
私自身も一武道家として道の極みを目指しています。
夏休みは多くの外国の門下生が来日し、稽古を受けに来ます。
毎年夏のこの時期に、日本武道館勝浦研修センターをお借りして約一週間の合宿をしています。
今回は、イタリア・ドイツ・オーストリア・スイス・スロバキア・ドイツ・ロシア・アメリカ・カナダ・
香港・日本と11カ国の人々が集まりました。
外国人の武道にかける情熱は、素晴らしいものがあります。
技の修練度、理解度は、素晴らしく、挨拶も礼儀もピカイチです。
風呂に入ればすぐ背中を流しにやってきます。
まるで江戸時代に戻ったような錯覚を覚えます。
残念なのは日本人のだらしなさです。
技が一番下手なのは日本人です。
挨拶・礼儀ができないのも日本人です。
お箸の使い方が下手なのも日本人です。
武道の合宿やセミナーを行う度に思います。
日本人は本来持っていた大切なものを忘れてしまったのだと。
家庭や職場でもっと挨拶や礼儀を伝える使命を感じる今日このごろです。